まず、
ジャンルとしては狩りゲー。最大四人で協力して大物を狩るという「モンハン」ベースの狩りゲーそのもの。
僕はこのジャンル、モンハンは随分やりましたが亜流の『ゴッドイーター』や
『ソウルサクリファイス』なんかはちょっとかじったかそれ以下しか知らないので
基本モンハンとの比較で評価する事になります。
そもそもの話、本家モンハンはマンネリ化して久しく、カプコンはRPG寄りの『ドラゴンズドグマ』なんかをぶっ放すことで
それを打破する意図があったと勝手に思っているのですが、
フリーダムは
狩りゲーとしてのお約束はそのままに差別化を狙った意欲作と言う感じです。

↑ ゲーム画面。
SFなので敵もメカメカしい奴ばっかりです。
システム的な面では、
「茨」を使ったアクションが最大の特徴プレイヤーは腕に装備した「茨」を打ち込み、巻き上げる事で高速移動が可能。
打ち込めるのは壁・天井・敵…つまりほぼ全てのオブジェクトが対象となり、
これによって
高速な三次元機動を実現しています。
(「進撃の巨人」の立体起動装置とほぼ同じイメージ)

↑ 視野の中心に向けて「茨」を撃ち込む。射程は最終的に15m以上になる。



こんな感じで移動、ここからジャンプ→茨なんてことも可能。

↑ 近接武器や、小火器なら張り付き状態のまま攻撃も可能。

↑ 敵に張り付いてからの零距離射撃で部位破壊は重要なテクニック。
茨を使う事で
鈍重な武器を装備しつつも高速で動く
高所から狙撃する
敵に貼り付いてピンポイントで近接攻撃する等々、戦術の幅が大きく広がります。
常々、狩ゲーが進化するには縦方向の動きを追加するしかないと思ってはいましたし、
ドグマである程度実現してはいましたが、
ここまで自由自在に飛び回れるのは革新的ですよ!
ただ、当然の事ながら
操作は複雑になります。
「茨」は用途が広いのでその分慣れるまでが大変と言う面でネックですね。
(このゲーム、背面パッド以外は全ボタン使用するという・・・)
それ以外に大きなポイントとしては、
「アクセサリ」の存在があります。
アクセサリは戦闘に随伴してプレイヤーをサポートするNPCで、
つまるところ「お供アイルー」なのですが、こいつの戦闘力がかなり高い。と言うのもアクセサリにはプレイヤーが自由に武器を持たせられるので、
単純に言えばプレイヤーと同等の攻撃力を持つことに!

↑ アクセサリ。
PCと同様にキャラメイクできます。
このゲーム女NPCはいっぱい出るけど、うちの子が一番可愛いわってなるよ!
↑ 衣装や小物のカスタマイズの自由度は相当なもの。カワイイ!
ちなみに、PCの性別は男女半々だけどアクセサリは9割女性だとか…
さらに、オフラインでもNPC3人が仲間として同行可能で、それぞれがアクセサリを連れているので
ほとんどの場合8人のチームで戦闘をすることに。
ここまでの多人数が前提となっているとなると、
上手く仲間に指示を出して連携するという、いわば戦術SLG的な発想が必要になってきます。
この辺、従来の「プレイヤー1人が頑張れば何とかなる」と言うイメージでプレイしていると割と早い段階で行き詰ってしまう危険性が…!
【重要】
・行き詰ったときは自分の強化よりNPCの強化を優先する。
・「アクセサリ」及び「仲間」に指示する事を覚える。設定面で言うと
【資源の枯渇した未来世界。
生まれながらに囚人として全てを管理・監視される立場にいるプレイヤー達は
懲役100万年を返上して自由を手にするため、日々死地へと送り出される】と言った感じ。
基本明るいモンハンと対照的な、退廃的でシニカルな雰囲気で固めています。
何かと罵られたり、懲罰を食らったりするのはなかなか目新しくてGOOD!「寝るのを拒否したらペナルティ」→「横になって寝たら懲罰」とかあって
ふざけんな!
みたいな理不尽な目に良く会います。(ちなみに正解は「座ったまま寝る」)
ゲーム序盤は色々制限されてて息苦しい。
権利を獲得するに従って段々快適になって行くんですが、合わない人はそこまで続かないかも。
そういう面でもやや間口が狭い感はあります。
【SF、管理社会が好きな人、もしくはドMにお勧め!】以上の事をまとめると、全体的に対象年齢高めの作品と言えます。つまりまあ、モンハンはもう飽きた!って層を露骨に狙っているw
そしてその目論みは概ね成功しているのではないでしょうか。
まあ当然不満点も色々あって、ざっと挙げると
・素材の種類が膨大で入手方が分かりにくい。ネット情報があるのが前提の作り。
(不要素材をリサイクル可能なのは良い)
・ストーリーがやや厨二的。折角のディストピアなんだから「何かに選ばれた特別な存在」である必要は無かった。
・武器毎のバランスがいまいち良くない。ただ武器種が膨大な為ある程度は仕方無い。
・消耗品の生産効率が良過ぎて色々おかしくなってる面がある。
あと、不満点として挙げられがちな「武器の改造」についてですが、
個人的には「概ねアリ」です。
新しい方式にチャレンジしているという点も含めてそこまで悪い訳では無い、
ただしもっとやり様はあったんじゃないか、と言った感じ。
この辺りに関しては非常にややこしい話なので別記事で書くと思います。あとはそう、
キャラメイクについても少し。
基本はパーツを組み合わせて作るタイプ。
余り変な色が使えないこともあってネタキャラは作りにくい感じ。
パーツのバランスが結構細かく調整できるのはいいですね。
あと、「デカール」って要素があって顔や体に模様が入れられます。

残念ながら自作は不可能だけど、サイズや位置は結構細かく調整可能。

体にも貼れます。誰得w
服も結構種類があり、割と細かく色分け可能。
「防具」って概念が無いので完全に趣味で選べます。

パーツ毎に配色が可能。

インターネットプレイをすればプレイヤー情報を交換したりできるのでカスタマイズにも力が入る!
ま、最終的には脱ぐんですがねあと、「名前」と「読み」を別に設定できるのも地味にうれしい。
「平沢」と書いて「ししょう」と読ませたりできますwちなみに上記要素は全部あとから変更可能。
髪型とかならまだしも、身長・性別・名前までってどういう事なの…
以下、ネタっぽい画像を適当に

自分の所属している
岡山PT内ではこのぐらいのポジション。
2千人ぐらいいる中ではそこそこ貢献しているんじゃないかと。

しかし全国の壁は厚い・・・
いや別にガチな人らと張り合うつもりは微塵もないですが。

LAGと共闘した時の奴。
むかつくモーションだなあw

捕縛武器持った敵に延々とハメ続けられている図
これホントどうしようも無かったんだけど・・・

市民救出ミッションにて。
こいつら無敵なので多少手荒に扱っても平気です( ´∀`)

真面目に救出しているのになんだこの犯罪臭w

アクセサリも露出高めにしてみました。

胸元開き過ぎwww
デカールの泣き黒子がポイント。
まあこんな感じで、なんか楽しそうだと思って貰えれば幸いです。
僕は結構いいゲームだなあと思いますがどうですかね?
この先もアップデートでちょいちょい追加するみたいなので今から始めてもいいんじゃないでしょうか、
では。