開発は
『ベヨネッタ』の
プラチナゲームス。
「
ベヨで最高のアクションを作ったから
次は最高のシューティングをだしてやるぜ!」
という気概で作られたのがこのヴァンキッシュ。
結論から言うと有言実行していますねと。
ストーリーは
「
ロシアのテロリストがアメリカの衛星を乗っ取ったから奪い返しに行く」
というもの。

↑ 主人公のサム・ギデオン。
恩師を救出するため、軍にくっついて乗り込んでいく研究者。
こいつが
自分で開発したバトルスーツってのを着てんですがその性能が
・超軽くて固い
・ダメージを受けても自然回復する(あまりにも立て続けに喰らうと死ぬ)
・神経を活性化させ、周囲をスローに見せる
何この厨性能…
「僕の考えた最強装備www」にしか見えねえ!
(その辺の一般兵の装備は現代の物と大差ない)
特に強力なのが
スロー機能で、
これはまあベヨネッタでいうウィッチタイムを能動的に使える、
もしくは咲夜さんのプライベートスクウェアを連発できるって事なんですが
この手のゲームでは反則的。
威力が弱いが集弾率の高い武器を全部ヘッドショットさせたり、
ほぼ静止している敵をスナイパーライフルで撃ったりともうやりたい放題。
そりゃあ
シャドウランのサムライはみんな強化反射神経いれるわ!
あと、ブーストダッシュで高速移動できたり。


ダッシュモーションも何種類かあって、こんな
イナバウァァァア!!!って叫んでそうな体勢で高速移動しますw
このブーストゲージはスローをかけるときにも消費するので(時間で回復)、
この
静と動をいかに使い分けるかというのが本作の醍醐味ですね。

さらに、武器はデータを差し替えることによって瞬時に別の形態に変化します。
あー強い強いw って感じですが、メモリの都合で三種類までしかストックできないため
どういう組み合わせで進んでいくのかでプレイスタイルが変わるのが面白い。
あと、武器チェンジのモーションが凄くかっこいいんですが静止画ではわかんねえっすねw
難度を低くするとオートロックが可能で快適に遊べるのも良し。
ステージはやや少なめ。ノーマルくらいなら二日ほどでクリア可能。
ただ難度を上げるとかハイスコア狙い、鬼のように難しい「チャレンジモード」と
やりこむ余地は深そうですね。
全体的に、
ベヨに比べて競技性が高い印象。
あと、ストーリーとかキャラが全体的に
ハリウッド気味
ヒロインの毛穴がばっちり見えたりしててああなんか洋物だなあとw
キャラの強さでグイグイ押していたベヨに比べ、国外へ向けて売ろうという意図を感じました。
<オマケ>

宇宙船とかでもお構いなく煙草吸いまくり。
プレイ中でも吸う操作が設定されているのが面白いw

敵の雑魚ロボット兵が音楽かけてゴーゴー踊っている場面も。
こういう遊びのあるところとか、「不悪友」をファックユーと読ませるセンスとか大好きです。

ショットガン構えてたら、目の前の土嚢に敵が飛び乗った図。
敵「ですよねー」各所の映像は動画で上げれば魅力をかなり正確に伝えられると思うんですが、
超・面倒くさいので宗教上の理由で無理という事にしておいてください。