このソフト、事実上必ず球形から造形していくため、他の、例えば四角形なんかの
テンプレがあれば毎回平面を作る苦労をしなくて良くなる。その発想自体は正しい。
が、こいつは予想外にその手の作業が苦手だったのです…orz
水平直角が出しにくい、端まで平面を作ると形が歪む、鋭角でのポリゴン数が増えすぎる…etc
何とか正方形一個作ったところで、こういう運用のツールじゃないと断念。
ならば、その手の作業が得意なソフトからデータを持ってこよう!死亡フラグ、其の2(;´Д`)そもそもスカルプは、他の3Dモデリングソフトでは苦手な直観的な曲面処理が出来るのが
強みで、他のソフトと併用してこそ真価を発揮する(ハズ)
そういう意味で、これまた発想は間違っていなかったのですが…
問題は、僕の3DCG知識が皆無だったこと(つд⊂)マテリアルって何? UVって紫外線? そもそも何に使うツールなの???
どのソフト選べばいいかわからんし、試しにやってみたら全く上手くいかないしで泣きそうでしたw
手軽に物作って遊びたいだけなのにどんどん労力が必要になってくるとはまさに本末転倒。
つくづくスカルプはシンプル&フレンドリーだと痛感しましたね。
でまあ、四苦八苦するうちにさすがに少しづつ分かって来て、
何とか成功しました! マジ嬉しいwww
試しに入れてみた正方形のデータがこれ。

左がインポートしたもの、右が気合で作ったもの。
自分のは辺がガクガクだし、多分厳密には正方形じゃないはず。
あとポリゴン数も10倍差がありました…
スカルプで使えるデータの制限をざっと挙げると
・インポート可能なのはOBJ形式のデータのみ
・閉じた構造である
・鋭利なコーナーを持たない
・複数のオブジェクトが存在しないマニュアルには「三角分割メッシュ」が使えると書いていますが、
四角ポリゴンでも全く問題なく取り込めました。
(三角2個合わせて四角くしている)
このうち、ファイル形式制限が一番のネックで、OBJ吐き出せるソフトを見つけるのに一苦労。
3Dソフトでメジャーなのは
『Metasequoia』(メタセコ)辺りの様ですが、こいつはフリーバージョンでは
OBJ形式が使えない模様。
今回は
『imocea』というソフトを使用しました。
手順としては
・『imocea』で適当なメッシュモデルを作成。マテリアルやテクスチャは不要。
(ここで既につまづいていた…)
・名前を付けて保存するときに「ファイルの種類」を「OBJ files」にする。
・『Sculptris』の「IMPORT OBJ」→Newかaddで追加。どちらでもいい。
・次の
「OBJ has mapping data,go to paint?」で「キャンセル」にすればスカルプト可能に!
形によっては読み込めない(スカルプが落ちる)事がありますが何が悪いのかいまいち不明。
逆にスカルプが吐いたデータはを読ませるのは全く問題ない模様。
まあ本来はこっちの流れなので当然か。

スカルプでは絶対に造れない穴のあいた形状なんかも御覧の通り。
苦労の甲斐があったというものです。
さて、一応関連ソフトの知識も付いたし、折角だからこのあたりを駆使して・・・
はっ!これはまたフラグが!?